暮らしの中に用いる布に、彩りをそえてくれる刺繍。今回はテーブルセンターを対象とし、カットワークの手法を使った作品です。
カットワークは、代表的なヨーロッパ刺繍の基本技法で、布に描いた図案の中でカットする部分のふちをあらかじめボタンホールステッチ(ボタン穴かがり)で刺しておいてから、布を切り抜く方法で優雅なレース風の透かし模様をつくることができます。布の切り抜く部分にほどこす、いろいろなかがり技法で、独特の美しい模様を楽しむ事が出来ます。